セルシードが2日連続大幅高、北海道大学との共同研究に続き新株予約権の大量行使も好感される

銘柄 上がる 上昇 高い ストップ高

■共同研究の発表で株価が急伸し新株予約権の行使が進む

 セルシード<7776>(東証グロース)は6月22日の後場一段と上げ、取引開始後に30%高の195円(45円高)まで上げる場面を見せて昨21日の一時32%高(41円高の168円)に続き2日連続急伸となっている。21日に北海道大学と同社の細胞シート工学を用いた中枢神経損傷関連疾患の新規治療方法に関する共同研究を開始と発表し、後場急伸商状となった。また、同時夕方には新株予約権の大量行使も発表し、22日はこれも好感された。共同研究の発表を受けて株価が急伸し、新株予約権の行使が進むことになり、理想的な展開と受け止められている。

 新株予約権の行使が進むことで、将来的な株式需給の緩和圧力は後退することになる。発表によると、2022年1月5日に発行した第22回新株予約権(行使価額修正条項付、予約権の発行総数4万4000個:440万株相当)のうち、6月1日から同月21日までに4813個:48万1300株相当が行使された。これにより、未行使の新株予約権数は1万2504個に減少した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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