ロート製薬が一段高、中国で再生医療の合弁会社設立など好感される

銘柄フラッシュ

■再生医療技術と細胞培養用培地の研究開発、製造販売など予定

 ロート製薬<4527>(東証プライム)は6月23日、一段と出直って始まり、取引開始後は6%高に迫る3815円(205円高)まで上げ、取引時間中としては今年3月30日以来の3800円台を回復している。22日、「中国での再生医療事業推進を目的とした合弁会社設立に関するお知らせ」を発表し、注目されている。

 合弁会社は、再生医療技術と細胞培養用培地の研究開発、製造、および販売を行う。海南島に設立する予定。海南島は、自由貿易区としての発展のうち「医療分野」に対して様々な重点・優遇政策を打ち出しており、再生医療分野における戦略的地域のひとつと考えられるという。華熙生物海南と、すでに共同開発においてパートナーシップを形成しているバイオミメティクスシンパシーズと共同で設立する。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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