【株式市場】日経平均は後場一段と上げ382円高、半導体関連株も一段と強含む

◆日経平均は2万6490円53銭(382円88銭高)、TOPIXは1882.33ポイント(26.36ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は12億7895万株

 7月7日(木)後場の東京株式市場は、米国の夜間取引でダウ先物などが一段高とされ、日本製鉄<5401>(東証プライム)やトヨタ自<7203>(東証プライム)、ソニーG<6758>(東証プライム)などが一段と上げて始まり、東京エレク<8035>(東証プライム)などの値がさ半導体株も一段と強含んだ。台湾の半導体大手の四半期好決算なども好感された様子。日経平均は前引けを200円近く上回る385円高で始まり、14時過ぎに426円0銭高(2万6533円65銭)まで上げ、大引けは前日比で大幅反発となった。

 後場は、レーザーテック<6920>(東証プライム)が一段と強含んで始まり中盤から一段高。台湾の半導体大手・聯華電子(UMC)の四半期好決算など好感の見方で、値がさ半導体株高、日経平均高を誘発する格好に。ダイキン工業<6367>(東証プライム)も一段ジリ高となりポーランド新工場などでウクライナ復興関連株の見方。ブリヂストン<5108>(東証プライム)もウクライナ復興関連プラス値上げ期待などで一段ジリ高。光陽社<7946>(東証スタンダード)は5月に決算発表前に動意づいた形跡ありとされ前場の急伸を受け思惑拡大と買い気配のままストップ高。アエリア<3758>(東証スタンダード)は子会社の提携など買う動き衰えずとされ中盤から一段高。ヘッドウォータース<4011>(東証グロース)は大成建設<1801>(東証プライム)の管理システムのパートナー認定など好感され前場からストップ高に貼りついて推移。6月ゥ27日上場のサンウェルズ<9229>(東グロース)は3日ぶりに上場来の高値を更新。

 東証プライム市場の出来高概算は12億7895万株(前引けは5億9791万株)、売買代金は2兆9922億円(同1兆3762億円)。プライム上場1838銘柄のうち、値上がり銘柄数は1380(前引けは1088)銘柄、値下がり銘柄数は403(同662)銘柄。

 また、東証33業種別指数は26業種(前引けは24業種)が値上がりし、値上がり率上位は、ゴム製品、電気機器、輸送用機器、食料品、繊維製品、精密機器、不動産、機械、金属製品、ガラス土石、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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