レーザーテックが5日続伸、日本製の半導体製造装置好調と伝えられ下値圏から回復続く

■販売額が21年度比17%増の見通しと業界団体予想

 レーザーテック<6920>(東証プライム)は7月8日、5日続伸基調で始まり、取引開始後は1万7420円(435円高)まで上げて連日出直っている。米NASDAQ指数の4日続伸に加え、「日本半導体製造装置協会(SEAJ)は7日、2022年度の日本製半導体製造装置の販売額が21年度比17%増の4兆283億円になるとの見通しを示した。3年連続で過去最高となり、初めて4兆円を上回る」(日本経済新聞7月8日付朝刊)と伝えられ、改めて半導体業界の動向が注目されている。

 7日午後の相場では、台湾の半導体受託生産大手・聯華電子(UMC)の4~6月期の業績がが予想を上回ったと伝えられたことなどを受け、大引けにかけて一段と上げた。5日続伸基調だが、日々小幅高で下値圏から持ち直してきた程度のため、株式市場関係者からは、「自律反発にとどまるとしてもまだ戻り余地は大きいのではないか」といった見方が出ている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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