【株式市場】日経平均は朝方の101円安から切り返し67円高、海運3社など活況高

◆日経平均は2万7870円33銭(67円33銭高)、TOPIXは1951.98ポイント(1.39ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は少な目で4億6068万株

 7月22日(火)前場の東京株式市場は、日本郵船<9101>(東証プライム)などの海運大手3社が活況高となり、21日にそろって業績予想の増額修正を発表したことなどが好感され、米半導体株指数除く新などを受けて東京エレク<8035>(東証プライム)などの半導体関連株も堅調。不動産、建設、ガラス土石などの内需関連株にも堅調な銘柄が見られた。日経平均は取引開始直後に101円75銭安(2万7701円25銭)まで軟化したが、これを安値に切り返して午前11時前には107円86銭高(2万7910円86銭)まで上げ、前引けもしっかりで7日続伸基調となった。

 サーバーワークス<4434>(東証プライム)が四半期連結決算の再評価やマイクロソフト「チームズ(Teams)」障害発生による代替需要への期待など言われて一段高。大運<9363>(東証スタンダード)は海運3社の業績予想の増額を受け業績好調の連想が働いたとされ急伸。ピクセラ<6731>(東証スタンダード)はスマートテレビを圧倒的な低コストで開発するターンキーソリューションなど買い材料視され急伸。

 東証プライム市場の出来高概算は少な目で4億6068万株、売買代金は1兆3026億円。プライム上場1838銘柄のうち、値上がり銘柄数は890銘柄、値下がり銘柄数は831銘柄。

 また、東証33業種別指数は17業種が値上がりし、海運、その他製品、サービス、電気機器、機械、その他金融、不動産、情報通信、鉄鋼、建設、小売り、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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