オーバルが2日連続ストップ高、欧州企業による大量保有で思惑含みに

■オーストリアのAnton Paar(アントンパール社)議決権8.52%保有

 オーバル<7727>(東証プライム)は7月22日の前場、取引開始から前引けまで気配値のままストップ高の602円(100円高)で推移し、2日連続ストップ高となった。20日の夕方、同社株をAnton Paar(アントンパール社)が買い付けていることを発表し、がぜん思惑含みの相場となっている。アントンパール社はオーストリア籍の精密機器メーカー。

 発表によると、アントンパール社は7月6日付けで、株券等保有割合にして5.04%(議決権保有割合にして約5.89%)の当社株券等を保有する旨の大量保有報告書を提出した。さらに、同月12日時点において、株券等保有割合が約7.29%(議決権保有割合にして約8.52%)に至っている旨を確認しているとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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