【株式市場】日経平均は190円高、後場は一進一退だが上げ幅を保ち2日続伸、TOPIXは小安い

◆日経平均は2万7932円20銭(190円30銭高)、TOPIXは1930.73ポイント(0.04ポイント安)、出来高概算(東証プライム)は12億9540万株

 8月4日(木)後場の東京株式市場は、三井不<8801>(東証プライム)が一段強含んで始まるなど、四半期決算発表への期待とされて不動産株が強く、昨3日発表の住友電工<5802>(東証プライム)は一段ジリ高。前場上げた値がさ半導体株は一進一退だが上げ幅を維持。トヨタ自<7203>(東証プライム)は13時半の四半期決算発表後に一段と値を消したが、日経平均は160円高で始まったまま上げ幅を保ち、大引けは一段強含んで2日続伸となった。一方、TOPIXは小幅安となった。

 後場は、ぐるなび<2440>(東証プライム)が3日発表の四半期決算など好感されて一段高となり、ミマキエンジニアリング<6638>(東証プライム)は大引けまで終日買い気配のままストップ高。サイバネットシステム<4312>(東証スタンダード)は一段高。スタメン<4019>(東証グロース)は主サービスの利用企業数500社突破など好感され一段高。直近上場の日本ビジネスシステムズ<5036>(東証スタンダード)、HOUSEI<5035>(東証グロース)は連日高値を更新。

 東証プライム市場の出来高概算は12億9540万株(前引けは6億5214万株)、売買代金は2兆8994億円(同1兆5148億円)。プライム上場1838銘柄のうち、値上がり銘柄数は1012(前引けは836)銘柄、値下がり銘柄数は739(同907)銘柄。

 また、東証33業種別指数は15業種(前引けは13業種)が値上がりし、値上がり率上位は、海運、非鉄金属、薬品、サービス、ガラス土石、電気機器、精密機器、倉庫運輸、金属製品、不動産、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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