INPEXは業績予想の増額と自社株買いなど好感され出直り強める

銘柄フラッシュ

■第2四半期は営業利益2.6倍、自社株買いは最大1億2000万株

 INPEX<1605>(東証プライム)は8月9日、買い気配で始まり、取引開始後は1551円(80円高)まで上げて出直りを強めている。8日15時に発表した第2四半期連結決算(2022年1~6月・累計)の売上高が前年同期の2.2倍、営業利益が2.6倍となるなど大幅に拡大し、12月通期業績予想の増額修正と自己株式の取得(自社株買い)も発表し、好感買いが先行している。

 第2四半期累計期間の連結営業利益は前年同期比2.6倍の5844.93億円となった。12月通期の連結営業利益の予想は、従来予想を22.6%上回る1兆1330億円の見込み(前期比91.8%増)に見直した。

 自社株買いは、取得株式総数1億2000万株(自己株式を除く発行済株式総数の8.65%)、取得価額の総額1200億円(上限)。2022年8月9日から同年12月30日まで実施するとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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