【株式市場】日経平均は次第に下げ239円安、東京エレクとソフトバンクGの下げも影響

◆日経平均は2万8009円35銭(239円89銭安)、TOPIXは1937.24ポイント(14.17ポイント安)、出来高概算(東証プライム)は5億8451万株

 8月9日(火)前場の東京株式市場は、INPEX<1605>(東証プライム)が四半期大幅増益と業績予想の増額修正、自社株買いなど好感されて活況高となり、デサント<8114>(東証プライム)も大幅増益と増額修正など好感され急伸。トレンドマイクロ<4704>(東証プライム)は米投資会社による保有割合拡大などで急伸。好業績株や材料株が人気化した。一方、半導体関連株は米エヌビディアの業績予想の減額修正を受けて重く、東京エレク<8035>(東証プライム)は前日発表の四半期決算も受け急落。ソフトバンクG<9984>(東証プライム)も四半期決算を受けて軟調。日経平均は、この2銘柄の影響度が大きく、取引開始直後の、8円10銭高(2万8257円34銭)を上値に次第安となり、午前11時にかけて272円79銭安(2万7976円45銭)まで下げて反落模様となった。

 LITALICO<7366>(東証プライム)が四半期決算など好感されてストップ高。ラウンドワン<4680>(東証プライム)は9月末の株式分割発表もあり活況高。Jトラスト<8508>(東証スタンダード)は月次好調とされて出直り拡大。新東<5380>(東証スタンダード)は四半期決算など好感されてストップ高。同じくホープ<6195>(東証グロース)も急伸。

 東証プライム市場の出来高概算は5億8451万株、売買代金は1兆5718億円。プライム上場1838銘柄のうち、値上がり銘柄数は555銘柄、値下がり銘柄数は1203銘柄。

 また、東証33業種別指数は8業種が値上がりし、鉱業、海運、石油石炭、精密機器、水産農林、繊維製品、非鉄金属、サービス、が高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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