藤倉コンポジットはワクチン・バイオ医薬などへの貢献目指す5社連合やゴルフシャフト最新製品など好感され6日続伸

■第1四半期は売上高、各利益とも2ケタの伸び率を示し好調

 藤倉コンポジット<5121>(東証プライム)は8月24日、5%高の1131円(57円高)まで上げた後も堅調に推移し、6日続伸基調となって2014年以来の高値に進んでいる。第1四半期連結決算(2022年4~6月)が売上高、各利益とも2ケタの伸び率を示して好感されている上、8月12日には、ワクチン・バイオ医薬・再生医療などの発展に貢献することを目的に、藤森工業ほか5社でパートナーシップ「J-STAC」を形成したと発表。22日には、プロゴルフ国内女子ツアーで12勝を挙げたゴルフシャフト「SPEEDER NX」をさらに進化させた最新製品の10月6日発売を発表し、買い材料視されている。

 ゴルフシャフトの最新製品は、トルクを加速に転換しボール初速アップを実現したという。また、5社によるパートナーシップは、ワクチン・バイオ医薬・再生医療などの発展に貢献することを目的に、び藤森工業株式会社、東京計装株式会社、ニッタ株式会社、株式会社ロキテクノの5社でパートナーシップ「J-STAC」を形成した。藤倉コンポジットは、現在100%輸入に頼っている「ガスケット」など計3種類の製品について2027年度には50%を国産化にするべく活動を進め、ワクチン・バイオ医薬・再生医療などの製品開発に注力するとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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