ソニーGは満額に近い自社株買いと消却が好感され出直り強める

■2000億円の予算で実施してきた自社株買いで1999億9932万円執行

 ソニーG(ソニーグループ)<6758>(東証プライム)は4月4日、反発基調で始まり、取引開始後は1万3125円(120円高)まで上げて出直りを強めている。3日の夕方、2023年5月から24年5月までの予定で実施してきた自社株買い(自己株式の取得)について、ほぼ予定買付額に達したため終了すると発表し、自己株式の消却も発表、好感されている。

 2023年5月から実施してきた自社株買いの上限は株数を2500万株、総額を2000億円としてきたが、24年4月3日までで総額1999億9932万6000円を執行し、1544万1700株を取得した。また、自己株式の消却は1261万2300株(24年3月31日現在の発行済株式総数に対する割合1.0%)を24年4月10日(予定)に消却する。保有する自己株式の総数の上限は発行済株式総数の3%程度を目安とし、それを超える部分は原則として消却を行うことを基本方針としているとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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