INPEXが一段高、二酸化炭素の分離回収・貯留のための鉱区落札に注目集まる

■「ゼロカーボン」関連事業も本格化、石油や天然ガス開発のイメージ脱却の期待

 INPEX<1605>(東証プライム)は8月24日、6日続伸基調となり、取引開始後は5%高の1649円(81円高)まで上げ、今年6月につけた2010年以来の高値1831円に向けて出直りを続けている。朝9時30分、国際的なCCS(二酸化炭素の分離回収・貯留)推進事業の一つとして、オーストラリア北部準州沖合のGHG(温室効果ガスアセスメント鉱区の落札を発表し、買い材料視されている。石油や天然ガスの開発ではなく、「ゼロカーボン社会の実現に向けたエネルギー構造の変革」(発表リリースより)を進める事業になるため、同社の事業構造の進化につながるとの見方が出て注目されている。

 発表によると、落札した鉱区は、温室効果ガスの地下貯留に適した地域とされているボナパルト堆積盆地に位置しているという。さらに、世界最大規模のCCSプロジェクトの立ち上げを視野に、北部準州政府が構想するダーウィンCCUS(二酸化炭素の分離回収・利用・貯留)ハブに資することが期待されており、重要な役割を担うことになるとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■大阪・関西万博で下りスループット約24%改善、首都圏施設で運用開始  ソフトバンク<9434>(…
  2. ■激動の東アジアを生き抜く日本の戦略とは  CEメディアハウスは1月27日、ニューズウィーク日本版…
  3. ■TOB80社、MBO32社と高水準を維持  東京商工リサーチは1月20日、2025年に上場廃止を…
2026年3月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031  

ピックアップ記事

  1. ■経営統合や事業転換、ブランド強化など多様な狙いが背景  社名変更は、経営統合、事業構造転換、持株…
  2. ■4月相場を直撃する「トリプル安」、新年度相場は出鼻から波乱含み  4月1日は元来、証券業界にとっ…
  3. ■JR東日本、約40年ぶり運賃改定で鉄道株に注目  JR東日本<9020>(東証プライム)は3月1…
  4. ■中東情勢の行方が左右する「彼岸底」シナリオと原油危機回避の可能性  願わくば少なくともアノマリー…
  5. ■投資バリューは中立も株価材料として機能する局面も  株式市場は3月相場入りを控え、株式分割銘柄の…
  6. ■東京市場、株式分割ラッシュ拡大、値がさ化の進行が契機  3月相場は、また「二日新甫」である。「二…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る