マーチャント・バンカーズの子会社・娯楽TVメディア・コンテンツがエストニアを拠点に欧州全域で事業を展開

マーチャント・バンカーズ

■エストニアの子会社EJTC社に株式を譲渡しグローバル展開

 マーチャント・バンカーズ<3121>(東証スタンダード)は、2022年9月5日、同日開催した取締役会で、完全子会社である娯楽TVメディア・コンテンツ株式会社(東京都港区西麻布)の株式を、欧州エストニアの株式市場NASDAQ BALTICに上場する子会社Estonian Japan Trading Company AS(エストニア、以下、「EJTC社」)に譲渡し、娯楽TVメディア・コンテンツ社をEJTC社の子会社とし、協業して、グローバルにキャラクターやコンテンツを展開することを決議した。株式譲渡日は2022年9月20日(予定)。

■EJTC社は増資も行い米国NASDAQへの上場も目指す

 娯楽TVメディア・コンテンツ社は、EJTC社のリソースを活用し、EU加盟国であるエストニアを拠点に、欧州全域で、独自のキャラクターやコンテンツを展開する。EJTC社は、娯楽TVメディア・コンテンツ社を子会社として、グループとして売上利益を伸ばし、増資による資金調達も行い、NASDAQ BALTICから米国NASDAQへの上場を目指し、企業価値を向上し、全世界に向けてのコンテンツビジネスを志していく。

 娯楽TVメディア・コンテンツ社は、キャラクターやコンテンツビジネスの展開のため、アニメーション映画『シャム猫』のコンテンツ販売並びにマーチャンダイジング展開(2022年8月22日開示)や、創業23年目の映像制作会社である有限会社エス・フィールドとの資本業務提携(22年8月29日開示)を行うとともに、独自のキャラクターやコンテンツの企画・制作を進めている。

 マーチャント・バンカーズは、電子立国エストニアの将来性や成長性に注目し、エストニアを拠点とした当社グループの欧州での事業展開の拠点として、21年3月27日付で、子会社EJTC社をNASDAQ BALTICに上場し、現在、不動産投資や投資案件開発に取り組んでいる。

 エストニアや欧州での日本のコンテンツに対する需要は根強く、娯楽TVメディア・コンテンツ社のオリジナルあるいは100%窓口を持ったキャラクターやコンテンツを、EJTC社を窓口に、エストニア政府や在エストニア日本大使館の協力関係も活かし、エストニアや欧州で、テレビ局や映画会社、玩具メーカーに提案し、コンテンツ販売やマーチャンダイジングを展開する。

 EJTC社は、娯楽TVメディア・コンテンツ株式会社を子会社とすることにより、グループとして売上利益を伸ばし、全世界をターゲットに日本の魅力的なキャラクターやコンテンツを展開する会社として、企業価値を向上させ、増資による資金調達も行いながら、米国NASDAQへの上場を目指す。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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