日本タングステンは増配など好感され2020年以来の高値に進む

■受注動向などから年間配当を従来予想比40円増の120円に

 日本タングステン<6998>(東証スタンダード)は9月16日、9%高の2444円(203円高)まで上げて2020年10月以来の高値に進み、後場も13時には5%高の2350円(109円高)前後で推移している。15日の15時に「配当予想の修正(増配)」を発表し、好感されている。足元の受注動向などから、今期・2023年3月期の年間配当金を1株につき従来予想比40円増の120円の予定とした。

 同社では、株主への利益還元について、親会社株主に帰属する当期純利益の30%を目安に、新商品開発を推進するための設備・人財・研究などへの戦略的投資、中長期的な財務体質の強化等を勘案しつつ、安定的・継続的な配当に努めている。このたび、上記の配当方針のもと、9月中間配当の予想を1株当たり従来予想比20円増配の60円とし、期末配当予想も同20円増配の60円にすることとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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