【株式市場】日経平均は534円安、NYダウ3万ドル割れなど受け業種別指数は全業種が下落

◆日経平均は2万6619円53銭(534円30銭安)、TOPIXは1878.14ポイント(37.98ポイント安)、出来高概算(東証プライム)はやや増加し6億9911万株

 9月26日(月)前場の東京株式市場は、NYダウの続落3万ドル割れを受けて北米景気後退への懸念が強まり、日経平均は374円安で始まったあとも下値を探る展開となった。午前10時30分前に638円77銭安(2万6515円06銭)まで下げ、以後は持ち直したが、前引けの下げ幅は500円台だった。東証33業種別指数はすべて軟調。中で、NTT<9432>(東証プライム)や三菱総研<3636>(東証プライム)など、米金利の上昇に直接は左右されにくい銘柄などが高い。円安効果への期待などで日清食品HD<2897>(東証プライム)もしっかり。

 アイスタイル<3660>(東証プライム)が再び出直り8月に米Amazonと三井物産との業務資本提携が好感されて急伸した後も高値圏で強いため注目再燃の見方。ぴあ<4337>(東証プライム)は「全国旅行割」10月中旬開始など材料視され目立って出直り、クルーズ<2138>(東証スタンダード)は引き続き子会社の事業に人気アンバサダー起用など材料視され2日連続ストップ高。プレイド<4165>(東証グロース)は同社のCXプラットフォームがグーグルのCloud Marketplaceで提供開始されたとの発表など好感されストップ高。

 東証プライム市場の出来高概算はやや増勢となり6億9911万株、売買代金は1兆5383億円。プライム上場1837銘柄のうち、値上がり銘柄数は270銘柄、値下がり銘柄数は1509銘柄。

 また、東証33業種別指数は全33業種が値下がりし、下落率の小さい業種は、小売り、空運、食料品、陸運、水産農林、医薬品、情報通信、サービス、建設、パルプ紙、などとなっている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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