ミロク情報サービスの給与システムとクロノスの勤怠管理システムがAPI連携開始

■社員情報・勤怠情報を自動で取り込み、企業・会計事務所の業務効率化を支援

 財務・会計システムおよび経営情報サービスを開発・販売するミロク情報サービス(MJS)<9928>(東証プライム)は9月26日、勤怠管理システム・タイムレコーダーの開発および販売・保守サービス事業を行うクロノス株式会社の勤怠管理システム『クロノスPerformance』ならびに『クロノスPerformanceクラウド』と、MJSの給与システム5製品とのAPI連携を開始したと発表。

 今回のAPI連携により、MJSの給与システムとクロノスの勤怠管理システムに登録された氏名、所属部門など社員情報の相互連携が可能となるほか、クロノスの勤怠管理システムに登録された出勤日数、勤務時間、休暇日数などの勤怠情報をワンクリックでMJSの給与システムに自動連携することができる。これにより、従来は給与システムと勤怠管理システムに対し、個々に対応を要していたマスタ―データのメンテナンスや二重管理が不要となり、入力・修正ミスの低減と業務効率化を支援する。また、データ連携に際し、システムごとに行っていたCSVファイルの出力・受け入れ作業が不要となり、CSVファイル無しでスムーズなデータ連携が可能となるため、CSVファイルからの個人情報漏えいリスクを削減できる。

 MJSは、今後も各社製品とのAPI連携を順次拡大し、パートナーシップを強化することにより、顧客の経営課題を解決する総合的なソリューションを提供する。また、ERP製品や各種サービスを通じ企業のDX推進を支援し、業務効率化および生産性向上はもとより、経営状態をリアルタイムに把握するための月次決算の早期化、中堅・中小企業ならびに会計事務所と顧問先企業の経営の高度化と企業価値向上に貢献していくとしている。

■勤怠管理システム『クロノスPerformance』『クロノスPerformanceクラウド』について

 『クロノス Performance』は変形労働時間制をはじめ、多様な働き方に対応した勤怠管理システムである。100通りの計算式と最大1,000通りまで登録可能な勤務区分で、一人ひとりの働き方と会社のルールにあわせた勤怠管理を実現する。パッケージ・クラウドの両方で製品展開し、2019年4月の労働基準法改正にも対応。バックオフィスの業務効率化に貢献し続け、ユーザーライセンスは212万人(2022年9月現在)を超え増加し続けている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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