ピー・ビーシステムズは福証に続き東証にも上場、『プライベートクラウド』やサイバー攻撃被害回復の『データ基盤強靭化』で実績

株式市場 IPO 鐘

■東証の始値は843円、福証の5日終値は858円

 福岡証券取引所に既上場で東証にも10月6日上場となったピー・ビーシステムズ<4447>(東証グロース、福証Q-Board)は東証の始値843円(福証の5日終値は858円)でスタートし、その後850円まで上げて売買されている。

 事業セグメントは2つで、企業の基幹システムをクラウド化する「セキュアクラウドシステム事業」、および、特殊な映像技術を用いて空間を仮想化する「エモーショナルシステム事業」。クラウドサービスでは、単一企業内で利用する『プライベートクラウド』の構築中心とした「基幹システムのクラウド化」と、システム障害やサイバー攻撃被害に対する回復の仕組みを構築する「データ基盤の強靭化の事業を行っている。

 業績見通し(2022年9月期・単体、会社発表)は、今期から「収益認識に関する会計基準」を適用し、売上高が25.00億円(前期は21.65億円)、営業利益は2.66億円(同2.30億円)、当期純利益は1.76億円(同1.64億円)を見込んでいる。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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