【株式市場】日経平均は190円高、4日続伸、好業績株や材料株など強い

株式市場 証券取引所

◆日経平均は2万7311円30銭(190円77銭高)、TOPIXは1922.47ポイント(9.55ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は11億3943万株

 10月6日(木)後場の東京株式市場は、為替動向などを受けてTDK<6762>(東証プライム)やレーザーテック<6920>(東証プライム)が一段と強含み、商船三井<9104>(東証プライム)などの海運株も一段堅調に推移。国際線の予約3倍と伝えられた日本航空<9201>(東証プライム)も一段堅調。日経平均は277円高で始まり、高値もみ合いの中278円66銭高(2万7399円19銭)まで上げる場面を見せて大引けは4日続伸となった。

 後場は、ユナイテッドアローズ<7606>(東証プライム)が一段高となり月次好調や大手証券による目標株価の引き上げなど好感。日医工<4541>(東証プライム)は投資ファンドによる支援期待再燃とされ一段ジリ高。JPホールディングス<2749>(東証プライム)は14時過ぎに発表の自社株買いが好感され手急伸し年初来高値。大阪油化工業<4124>(東証スタンダード)は各利益項目とも第3四半期までで通期予想を超過している上、半導体産業の国内回帰やワクチン内製化など再注目とされ一段と上げストップ高。デ・ウエスタン・セラピテクス研究所(DWTI)<4576>(東証グロース)はメドレックス<4586>(東証グロース)と共同開発する新薬候補の米国出の進展が好感され手一段と上げストップ高。上場5日目のグッピーズ<5127>(東証グロース)は健康管理アプリを採用する自治体の拡大など好感され一段高。

 6日新規上場のFIXER<5129>(東証グロース)は午前10時6分に1822円(公開価格1340円の36%高)で初値をつけ、後場2222円まで上げて大引けは1970円。

 東証プライム市場の出来高概算は11億3943万株(前引けは5億5227万株)、売買代金は2兆7187億円(同1兆3091億円)。プライム上場1836銘柄のうち、値上がり銘柄数は1338(前引けは1528)銘柄、値下がり銘柄数は414(同255)銘柄。

 また、東証33業種別指数は29業種(前引けは30業種)が値上がりし、値上がり率上位は、鉱業、電機機器、海運、不動産、卸売り、ガラス土石、ゴム製品、その他製品、空運、証券商品先物、サービス、石油石炭、銀行、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る