【株式市場】日経平均は101円安、3日続落だが後場寄り後の一時344円安から持ち直す

◆日経平均は3万8695円97銭(101円54銭安)、TOPIXは2648.51ポイント(8.73ポイント安)、出来高概算(東証プライム)は16億4871万株

 3月13日(水)後場の東京株式市場は、レーザーテック<6920>(東証プライム)が一段軟調に始まったものの中盤から小高くなり、日本製鉄<5401>(東証プライム)やホンダ<7267>(東証プライム)は後場寄り後に一時小安くなった程度で堅調に推移。日銀の金融政策会合(18、19日)を前に様子見気分はあったが、総じて底堅い展開となった。日経平均は取引開始後に一段下押して344円94銭安(3万8452円57銭)をつけたが、その後は回復傾向を続け、大引けは3日続落だが底堅い印象だった。

 後場は、さくらインターネット<3778>(東証プライム)が前場に続きストップ高買い気配を続け、シナネンホールディングス<8132>(東証プライム)は一段ジリ高を続けて高値を更新。極東証券<8706>(東証プライム)は昼の大幅増配など発表が好感され急伸しストップ高。くら寿司<2695>(東証プライム)は四半期決算の大幅黒字化など好感され一段高。ザッパラス<3770>(東証スタンダード)は自社株買いと業績予想の増額修正が好感され大引けまでストップ高買い気配。ACSL<6232>(東証グロース)は小型空撮機の受注納入が好感され前後場とも買い気配のまま大引けまでストップ高。日清オイリオG<2602>(東証プライム)は寄り後に一段安となりカルテル疑惑報道が影響の様子。

 東証プライム市場の出来高概算は16億4871万株(前引けは8億2187万株)、売買代金は4兆4429億円(同2兆2142億円)。プライム上場1656銘柄のうち、値上がり銘柄数は468(前引けは433)銘柄、値下がり銘柄数は1141(同1173)銘柄。

 東証33業種別指数は10業種(前引けは8業種)が値上がりし、値上がり率上位は、電力ガス、非鉄金属、保険、証券商品先物、空運、石油石炭、水産農林、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■AI機能強化でさらに便利に!Siriの進化とChatGPT統合で作業効率向上  Appleは3月…
  2. ■ChatGPT Enterpriseを活用し、業務効率化と新たな価値創造を推進  ふくおかフィナ…
  3. ■2024年度の美容室倒産件数、前年を大幅に上回る197件  帝国データバンクの調査によると、20…
2025年4月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930  

ピックアップ記事

  1. ■スタンレー電気など年初来安値銘柄の業績見通しに焦点  日経平均株価が4月に大幅下落する中、年初来…
  2. ■トランプ劇場、急転換の舞台裏!米中摩擦、FRB人事…予測不能な変幻自在  「クルマは急に止まれな…
  3. ■5大商社決算発表を前に高まる投資家の期待感  世界三大投資家の一人ウォーレン・バフェットが日本の…
  4. ■「市場の反乱」の一段落で「市場の勝利」を期待しバフェット流に商社株にバリュー株投資も一考余地  …
  5. ■株価55%高もまだ割安!?記念優待利回り10%超の注目株  10日には米国の関税発動停止を受け、…
  6. ■一喜一憂の投資家心理、トランプ関税「一時停止」の罠  まずフェイクニュースかと目と耳を疑った。次…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る