【株式市場】日経平均は一時94円高まで上げるが37円安、入国緩和・観光関連株など高い

◆日経平均は2万6364円25銭(37円00銭安)、TOPIXは1870.31ポイント(0.93ポイント安)、出来高概算(東証プライム)は5億7431万株

 10月12日(水)前場の東京株式市場は、NY株式のダウ小反発、S&P500とNASDAQの5日続落などが影響し、東京エレク<8035>(東証プライム)が続落ジリ安となり、自動車株も高い銘柄はトヨタ<7203>(東証プライム)程度。ソニーG<6758>(東証プライム)も軟調となった。一方、外国人の入国制限撤廃や全国旅行支援などが好感され日本航空<9201>(東証プライム)は7日続伸基調となり、JR各社も高い。三越伊勢丹HD<3099>(東証プライム)は朝方の小反落を切り返して一段高。日経平均は48円安で始まり、中盤94円50銭高(2万6495円75銭)まで上げたが前引けは再び小安くなった。

 コスモス薬品<3349>(東証プライム)が11日発表の四半期決算など好感されて再び出直り、すでに発表済みのウエルシアホールディングス<3141>(東証プライム)などのドラッグストア株が活況高。ソースネクスト<4344>(東証プライム)はAI翻訳機に同時通訳機能を新発売の観測が出て外国人の入国制限撤廃とともに注目され活況高。ぷらっとホーム<6836>(東証スタンダード)は広範囲に協業する方針発表など好感されストップ高。Success Holders<4833>(東証グロース)はIT領域のコンサル事業開始など好感されストップ高。ナガホリ<8139>(東証スタンダード)は中期計画を再び買う動きとされ再び一段と出直り。

 東証プライムに直接新規上場のソシオネクスト<6526>(東証プライム)は午前9時9分に3835円(公開価格3650円の5%高)で初値をつけ、4080円(同12%高)まで上げて前引けは3950円。

 東証プライム市場の出来高概算は5億7431万株、売買代金は1兆3719億円。プライム上場1837銘柄のうち、値上がり銘柄数は734銘柄、値下がり銘柄数は1022柄。

 また、東証33業種別指数は13業種が値上がりし、空運、陸運、小売り、倉庫運輸、食料品、サービス、不動産、医薬品、輸送用機器、情報通信、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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