【株式市場】日経平均は軟調だが電力株など高く新規上場株は本日も好発進

株式市場 日経平均株価

◆日経平均の前引けは2万98円92銭(120円35銭安)、TOPIXは1625.47ポイント(8.23ポイント安)、出来高概算(東証1部)は10億1267万株

チャート14 18日前場の東京株式市場は、朝発表の対外・対内証券売買状況で7日から13日の日本株投資が6週ぶりの売り越しと伝えられたため手控えムードが広がり、日経平均は10時過ぎに176円84銭安(2万42円43銭)まで下げる場面があった。中で、改正電気事業法の成立などが好感されて東京電力<9501>(東1)などの電力株が高い。日経JASDAQ平均は軟調だが、東証マザーズ指数は前引けにかけて堅調に転じた。

 さが美<8201>(東1)が経産省の「きものの日」構想などを好感して連日大幅高となり、秀英予備校<4678>(東1)や京進<4735>(東2)も学習塾業界の再編の可能性などを思惑材料に急伸。そーせいグループ<4565>(東マ)などのバイオ株も高い。上場2日目のマーケットエンタープライズ<3135>(東マ)は9時33分に公開価格1500円の2.7倍の4005円で初値が付き、高値は4300円、安値は3810円、前引けは3900円。

 本日新規上場となったデジタル・インフォメーション・テクノロジー<3916>(JQS)はシステム開発企業で、前場は買い気配のまま公開価格1300円に対し2210円の買い気配。まだ初値がついていない。

 東証1部の出来高概算は10億1267万株、売買代金は1兆793億円。1部上場1886銘柄のうち、値上がり銘柄数は532銘柄、値下がり銘柄数は1221銘柄となっている。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■銀座の呉服店「むら田」店主・村田あき子の語りをまとめた書籍  KADOKAWA<9468>(東証…
  2. ■長時間立ち仕事や長距離歩行の負担軽減、安全で快適な勤務環境を整備  日本航空(JAL)<9201…
  3. ■「ポケモンフォレスト」と「カヤツリタウン」2エリア構成、冒険とイベントを一体化  よみうりランド…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  2. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  3. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  4. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  5. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…
  6. ■売り方手仕舞いで需給改善が後押し  師走相場では、リスクの大きい銘柄であっても、逆日歩のつく信用…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る