大黒屋HDが再び出直る、入国者数の上限撤廃など受け「大黒屋」の需要回復を見込む

■外国人の個人旅行客の入国解禁は追い風の見方

 大黒屋ホールディングス(大黒屋HD)<6993>(東証スタンダード)は10月12日の前場、9%高の61円(5円高)まで上げた後も7%高前後で推移し、取引時間中としては今年9月20日以来の60円台を回復した。ブランド中古品の「大黒屋」が訪日外国人の入国者数の上限撤廃、外国人の個人旅行客の入国解禁などを受けて回復する期待が出ている。

 2022年2月に業績予想の修正を発表した際に、その要因として、「渡航制限も更に緩和された事から国内での利幅の取れる各店舗での国内外の個人顧客による需要の回復が見込めるものと想定していた」などとしていた。このため、10月11日に実施された入国者数の上限撤廃、外国人の個人旅行客の入国解禁は追い風になるとして注目する様子がある。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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