【株式市場】日経平均は55円安、5日ぶり反落だが後場寄り後の331円安から大きく戻す

◆日経平均は3万8128円13銭(55円13銭安)、TOPIXは2763.29ポイント(8.85ポイント安)、出来高概算(東証プライム)は22億6098万株

 5月14日(水)後場の東京株式市場は、一段軟調だったトヨタ<7203>(東証プライム)が13時過ぎから持ち直し、前引けにかけて下げた三井物産<8031>(東証プライム)もジリジリ持ち直すなど、対米関税交渉に向けて手控えられた銘柄が底堅くなった。レーザーテック<6920>(東証プライム)は一段高など半導体関連株には強い銘柄が見られ、銀行株は堅調。日経平均は後場寄り後の331円安(3万7851円)を下値に回復傾向となり、大引けは小幅安で5日ぶりの反落となった。

 後場は、正午に3月決算などを発表した鹿島<1812>(東証プライム)、くすりの窓口<5592>(東証グロース)、オープンワーク<5139>(東証グロース)などが一段高となり、13時に発表した住友化学<4005>(東証プライム)、13時半に発表した文化シヤッター<5930>(東証プライム)、15時に発表した丸大食品<2288>(東証プライム)なども一段高。京都きもの友禅HD<7615>(東証スタンダード)は13日発表だが一段と上げてストップ高となった。サークレイス<5029>(東証グロース)は黒字転換など好感され急伸。

 東証プライム市場の出来高概算は22億6098万株(前引けは10億5979万株)、売買代金は5兆4484億円(同2兆6627億円)。東証プライム1633銘柄のうち、値上がり銘柄数は570(前引けは260)銘柄、値下がりは1033(同1340)銘柄。

 東証33業種別指数は14業種(前引けは4業種)が値上がりし、値上がり率上位は、銀行、証券商品先物、鉱業、非鉄金属、パルプ紙、保険、金属製品、機械、電気機器、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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