鎌倉新書が次第高、「納骨堂が経営悪化」のニュースを受け同社の事業に注目集まる

■生活スタイルの変化や価値観の多様化が需要を強める期待

 鎌倉新書<6184>(東証プライム)は10月14日、時間とともに強含んで反発基調となり、午前9時50分にかけて7%高の861円(56円高)まで上げて出直りを強めている。葬祭やお墓、「終活」セミナーなどの関連事業を行い、買い材料としては、「『遺骨を持って帰ってくれと・・・』納骨堂が経営悪化で競売に!突然の説明会が紛糾、一体何が?」(HTBニュース:北海道テレビ:2022年10月12日18:59)との報道があるようだ。首都圏でも13日朝に伝えられ、生活スタイルの変化や価値観の多様化が同社への需要を強める時代になってきたとの見方が出ている。

 9月下旬には、官民共同事業として、静岡県御殿場市と「終活」に係る包括連携協定書の締結を発表し、提携する自治体は170を超えて増えている。9月ゥ9日に発表した第2四半期連結決算(2022年2~7月・累計)は、前年同期比で売上高が29.7%増加し、営業利益は13.6%増加するなど拡大傾向が続いている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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