
■3月通期の業績予想を大幅増額、純利益は前回予想を39%上回る見込みに
ホクリヨウ<1384>(東証スタンダード)は8月14日、急伸一段高となり、取引開始後に18%高の2100円(314円高)まで上げて最高値を更新している。養鶏・鶏卵生産の大手で、13日午後に発表した第1四半期(2025年4~6月)決算の営業利益が前年同期の5.2倍となるなど急回復し、3月通期の業績予想と配当予想を大幅に増額修正、買い集中となった。
当第1四半期は、25年年2月までに鳥インフルエンザ発生に伴い殺処分された840万羽の採卵鶏により失われた鶏卵供給力が完全には回復していないため、鶏卵相場が想定を上回って推移していることや、鶏卵生産コストの6割を占める飼料価格は値下がりしたことなどにより、売上高は同33.7%増加し、四半期純利益は5.1倍と急回復した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)