【株式市場】日経平均は903円高、NY急反発など受け10月7日以来の2万7000円台を回復

◆日経平均は2万7141円18銭(903円76銭高)、TOPIXは1902.46ポイント(47.85ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は6億6586万株

 10月14日(金)前場の東京株式市場は、NYダウ827ドル高や円相場の1ドル147円台などを受け、トヨタ<7203>(東証プライム)やソニーG<6758>(東証プライム)、東京エレク<8035>(東証プライム)、キヤノン<7751>(東証プライム)などが一斉高となり、三井物産<8031>(東証プライム)などの大手商社、住友鉱<5713>(東証プライム)などの資源株なども上げ、東証33業種別指数は全業種が高い。日経平均は361円高で始まり、さらに一本調子に上げて前引け間際に909円26銭高(2万7146円68銭)をつけた。5日ぶりの反発基調となり、10月7日以来の2万7000円台を回復した。

 イオンファンタジー<4343>(東証プライム)が連日活況高となり第2四半期の黒字化やニトリなどイオン系以外にも出店積極化など好感。いちご<2337>(東証プライム)は第2四半期決算など好感され急伸。フライトHD<3753>(東証スタンダード)はマイナンバーカードの政府認定「プラットフォーム事業者」とあって健康保険証や運転免許証の一体化方針が好感され連日活況高。はせがわ<8230>(東証スタンダード)や鎌倉新書<6184>(東証プライム)は納骨堂の経営悪化報道など材料視され高い。ティーケーピー<3479>(東証グロース)は第2四半期の黒字化など好感され活況高。

 東証プライム市場の出来高概算は6億6585万株、売買代金は1兆6595億円。プライム上場1837銘柄のうち、値上がり銘柄数は1792銘柄、値下がり銘柄数は37銘柄。

 また、東証33業種別指数は全33業種が値上がりし、精密機器、卸売り、電気機器、その他金融、医薬品、サービス、証券商品先物、非鉄金属、機械、情報通信、保険、その他製品、などが高い(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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