【話題株】ビーマップは一時ストップ高、『戻り売り』残る様子だが「入退室みまもりシステム」などの期待材料に好反応

■9月には「こんぷりん証明写真サービス」などで急動意、材料株妙味強い

 ビーマップ<4316>(東証グロース)は10月14日の後場、16%高の587円(82円高)で始まり、前場の一時ストップ高の605円(100円高)には及ばないが急伸商状となっている。エッジAI顔認証や体温検知などにより「大切なお子様をしっかり守る『入退室みまもりシステム』提供開始」と発表し、注目された。9月の急騰で買った投資家による「戻り売り」が残る様子だが、相当程度こなして動意を強めてきたとの見方が出ている。

 今年の株価をみると、2月に数年来の安値圏から四半期決算発表を契機に急伸して603円まで上げ、9月には「こんぷりん証明写真サービス」がファミリーマートでも利用可能になったとの発表などを受けて再び急伸し650円まで上げた。直近は、「こんぷりん」がNFT付きデジタルコンテンツのプリントへの対応を拡大との10月11日発表を受けて一時的に動意を強めたが伸びきれなかった。2月や9月の急騰場面で買った投資家による戻り売りに押されたと見られている。しかし、10月14日は改めて上値を指向する相場となり、戻り売りの圧迫は相当程度こなれてきたとの見方が出ている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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