【株式市場】日経平均は朝方454円高まで上げたが209円高、リオープン関連株など高い

◆日経平均は2万6985円66銭(209円87銭高)、TOPIXは1892.66ポイント(13.10ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は5億3395万株

 10月18日(火)前場の東京株式市場は、三越伊勢丹HD<3099>(東証プライム)やロイヤルホテル<9713>(東証スタンダード)が連日高値を更新するなど、引き続き全国旅行支援や入国制限撤廃などによるリオープン(経済活動再開)関連株の活況が続き、マネーフォワード<3994>(東証プライム)などの直近発表の四半期決算が注目された銘柄も高い。日経平均はNY株の大幅反発もあり、391円高で始まったが、直後の454円09銭高(2万7229円88銭)を上値に伸びきれず、中国が台湾との関係に強固な姿勢を示していることなどで、前引けは上げ幅200円台にとどまった。

 ラクス<3923>(東証プライム)は月次の『楽楽精算』売上高大幅増など好感され急反発。ソースネクスト<4344>(東証プライム)はAI翻訳機『ポケトーク』の同時通訳機能など材料視され1ヵ月ぶりに高値を更新。デザインワン・ジャパン<6048>(東証スタンダード)は今期の大幅増益予想など好感され2日連続急伸。ピー・ビーシステムズ<4447>(東証グロース、福岡Qボード)はVR(仮想現実)体験装置がソフトバンクGの「バーチャルPayPayドーム」に採用など好感され東証に10月6日上場して以来の最高値を更新。

 東証プライム市場の出来高概算は5億3395万株、売買代金は1兆3266億円。プライム上場1837銘柄のうち、値上がり銘柄数は1517銘柄、値下がり銘柄数は260銘柄。

 また、東証33業種別指数は26業種が値上がりし、精密機器、陸運、サービス、医薬品、空運、倉庫運輸、保険、繊維製品、情報通信、小売り、不動産、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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