【株式市場】日経平均は276円高、後場も半導体株など強く5日ぶりに反発

◆日経平均は3万2678円62銭(276円21銭高)、TOPIXは2385.50ポイント(9.23ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は12億6935万株

 9月25日(月)後場の東京株式市場は、東京エレク<8035>(東証プライム)が一段ジリ高となって高値引けなど、日銀の姿勢を受けた金利の低位安定感から半導体関連株が一段と強い相場になり、オルガノ<6368>(東証プライム)も半導体向け超純水への注目など関連株が一段高。エーザイ<4523>(東証プライム)は14時の認知症薬承認発表を受けて急動意。百貨店株は中国の大型連休への期待などで堅調を保ち高島屋<8233>(東証プライム)は中盤にかけて一段ジリ高。大手商社株もしっかり。日経平均は13時過ぎに上げ幅300円を超え、ややダレたあと再び上げて終盤に319円81銭高(3万2722円22銭)まで上げ、大引けは5日ぶりの反発となった。

 後場は、キッコーマン<2801>(東証プライム)が一段ジリ高となり、国産水産物の消費拡大には醤油が不可欠とされて注目再燃。ソルクシーズ<4284>(東証プライム)は投信評価・投資助言会社による投資評価など言われて一段高。免疫生物研究所<4570>(東証グロース)はエーザイ<4523>(東証プライム)の認知症薬の承認発表(14時)と同時に急動意となり関連するもよう。

 25日新規上場となったジェイ・イー・ティ<6228>(東証スタンダード)は、取引開始後まもなく4420円(公開価格は4630円)で初値をつけ、その後、上値4585円、下値4035円の間で売買され、大引けは4045円だった。

 東証プライム市場の出来高概算は12億6935万株(前引けは6億3007万株)、売買代金は3兆1721億円(同1兆5374億円)。プライム上場1836銘柄のうち、値上がり銘柄数は1374(前引けは1360)銘柄、値下がり銘柄数は412(同429)銘柄。

 東証33業種別指数は25業種(前引けも25業種)が値上がりし、値上がり率上位は、医薬品、小売り、食料品、情報通信、電気機器、その他製品、卸売り、水産農林、ガラス土石、空運、建設、サービス、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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