ウインテストは後場も20%高、大口受注を好感、8月に今期の売上げ予想など大幅減額修正しただけにインパクト大

■半導体検査装置など国内の複数企業から受注、「技術開発の成果」と

 ウインテスト<6721>(東証スタンダード)は10月20日、急伸商状となり、午前10時40分にかけて28%高の124円(27円高)まで上げ、後場も13時を過ぎては23%高の120円(23円高)前後で推移し、昨年来の安値圏から急激に出直っている。20日朝、半導体検査装置他の受注(受注金額合計1億円)を発表し、好感買いが集中した。8月の第2四半期決算発表では、今12月期の連結売上高の予想を20億円の見込みから6.2億円の見込みに大幅減額修正したこともあり、今回の受注は投資家心理へのインパクトが大きいようだ。

 発表によると、今回の受注は、「日本国内の複数のお客様より量産現場向け装置として、量産用半導体検査装置並びに検査装置オプション」を受注した。売上げ予定時期は2023年6月末、および12月末を予定。「技術開発の成果が認められたこと並びに日本及び現地営業努力の結果となり、2023年に向けたビジネスの展開が望める成果」とした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る