アイリッジ、グループ会社のフィノバレーと佐世保市はデジタル商品券「させぼeコイン」を導入

■20%還元、10月24日開始

 アイリッジ<3917>(東証グロース)の連結子会社でフィンテック事業を展開するフィノバレーと長崎県佐世保市は、10月24日より、フィノバレーが提供するデジタル地域通貨プラットフォーム「MoneyEasy」を活用し、デジタル商品券の導入を開始すると発表した。

 佐世保市では「コロナ禍において物価高騰等に直面する生活困窮者等への支援」として、地域経済の活性化と生活者支援につなげるためのプレミアム付商品券「させぼe振興券」の発行を決定した。「させぼe振興券」では紙の商品券に加え、スマートフォンアプリによるデジタルの商品券を発行し、非接触決済導入による買い物時の接触防止や利便性向上も目指す。

 フィノバレーの「MoneyEasy」は、デジタル地域通貨サービスを短期間で安価に開始できるプラットフォームシステム。スマートフォンアプリを使って、チャージから決済までを可能にするなどの特長があり、加えて、長崎県南島原市「MINAコイン」をはじめとする多数の実績が評価され、「させぼeコイン」のプラットフォームに採用された。

 「させぼeコイン」は、佐世保市が導入する電子地域通貨で、第1弾として、佐世保市民を対象とするプレミアム付デジタル商品券「させぼe振興券」を発行。1セット5,000円の購入で、プレミアム分を20%上乗せした6,000円分の商品券が付与される。販売期間は紙商品券に先行して開始予定で、10月24日から2週間程度、使用期間は10月24日から2023年2月5日まで、チャージはセブン銀行ATMなどで行える。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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