セイコーエプソンは業績予想の増額修正が好感され反発スタートの後も堅調に推移

銘柄

■デバイス事業好調などで通期の営業利益は従来予想を6%上回る見込みに

 セイコーエプソン<6724>(東証プライム)は10月31日、反発して始まり、取引開始後に2040円(64円高)まで上げた後も2000円台で堅調に推移している。28日の15時に発表した第2四半期決算が好調で、今3月期の連結業績予想を全体に増額修正し、好感されている。第2四半期連結決算(2022年4~9月・累計、IFRS)の営業利益は前年同期比22.9%増の591.52億円となり、今3月期の連結営業利益は従来予想を5.9%上回る1080億円の見込みに増額修正した。

 4~9月の売上収益は、半導体不足や物流遅延の影響が徐々に改善したこと、値上げによる高値販売、デバイス事業における市場需要の継続、さらに為替のプラス影響などにより、前年同期比15.0%増の6331.27億円となった。今3月期の予想は従来予想を2.2%上回る1兆3900億円(前期比23.1%増)の見込みに見直した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る