日立製作所は急反発で始まる、売上収益の増額修正やカナダの新原子炉開発など材料視

銘柄フラッシュ

■今3月期の連結業績見通しは売上収益などを増額修正

 日立製作所<6501>(東証プライム)は10月31日、急反発で始まり、取引開始後は5%高の6690円(315円高)まで上げ、大きく出直っている。28日に発表した第2四半期決算で今3月の連結業績見通しを増額修正したことや、前週後半、米GE(ゼネラル・エレクトリック)と日立製の合弁会社、GE日立・ニュークリアエナジーが設計を担当するカナダの小型モジュール原子炉(SMR)開発にカナダ政府が9億7000万カナダドルの援助を行うとロイターニュースで伝えられ、買い材料のひとつとして注目されている。

 今3月期の連結業績見通しは、売上収益が10兆4000億円(前回見通し比6%増)、Adjusted
EBITA8770億円(同320億円増)、コア・フリー・キャッシュ・フロー2兆2500億円(同150億円増)、当期利益は従来予想通りだが過去最高の6000億円となる見通しとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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