JFEホールディングスが戻り高値を更新、今3月期の利益予想を増額修正し好感買い先行

株式市場 銘柄

■事業利益は従来予想を8.5%上積みし当期利益は10.7%上積み

 JFEホールディングス<5411>(東証プライム)は11月7日、急反発で始まり、取引開始後は5%高の1447円(67円高)まで上げて2日ぶりにも反り高値を更新している。前週末取引日・4日の16時に第2四半期連結決算と今3月期の連結事業利益の増額修正などを発表し、好感買いが先行している。

 第2四半期連結決算(2022年4~9月・累計、IFRS)の売上収益は前年同期比32.0%増加した一方、各利益は事業利益が同5.5%減となるなど減益だった。しかし、今3月期・通期の予想は、事業利益を従来予想より8.5%上積みして2550億円の見込みとし、親会社の所有者に帰属する当期利益は同10.7%上回る1550億円の見込みとし、増額修正した。(HC)

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