マルハニチロは業績予想の増額、自己株式の消却など好感され2ヵ月ぶりに2500円台を回復

■今3月期の営業利益は従来予想を12.5%上積み

 マルハニチロ<1333>(東証プライム)は11月8日、飛び出すように大きく出直って始まり、取引開始後は7%高に迫る2502円(158円高)まで上げ、ほぼ2ヵ月ぶりに2500円台を回復した。7日15時に第2四半期連結決算と今3月期・通期業績予想の増額修正、自己株式の消却を発表し、好感されている。消却する株式は201万7300株(自己株式を除く消却前の発行済普通株式総数に対する割合3.99%)で、消却日は2022年11月10日とした。

 第2四半期連結決算(2022年4~9月・累計)の売上高は前年同期比17.7%増の4852.41億円となり、営業利益は同27.9%増の159.33億円だった。今期・23ねん3月期の連結業績予想は、5月に開示した従来予想に対し、売上高を7.8%上積みして9700億円の見込みに見直し、営業利益は12.5%上積みして270億円の見込みとするなど、全体に増額修正した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■AIとベイジアンネットワーク解析で165項目を抽出、複雑な因果関係を構造化  大正製薬は11月2…
  2. ■Blackwell GPU2140基で研究競争力を拡大  NVIDIA(NVDA:NASDAQ)…
  3. ■銀座の呉服店「むら田」店主・村田あき子の語りをまとめた書籍  KADOKAWA<9468>(東証…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  2. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  3. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  4. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  5. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…
  6. ■売り方手仕舞いで需給改善が後押し  師走相場では、リスクの大きい銘柄であっても、逆日歩のつく信用…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る