エイチワンが急伸しストップ高、3月期末配当を2.8倍の37円の予定に増配、買い集中

■今期は各利益とも4期ぶりに黒字化する見通し

 エイチワン<5989>(東証プライム)は2月13日、一段と出直って始まった後ストップ高の1132円(150円高、15%高)まで上げ、昨年来の高値1152円に迫っている。12日の夕方に第3四半期決算と3月期末配当の増配を発表し、好感買いが先行している。3月期末配当(2025年3月期)は、前回予想の1株当たり13円を2.8倍の37円の予定に修正した。これにより、中間配当13円と合わせた今期の年間配当金は1株50円の予定になった。

 第3四半期決算(2024年4~12月・累計/IFRS、連結)は、主力向けの自動車フレーム生産量がおよそ15%減少したことを主因に売上収益は前年同期比1.3%減となったが、各利益は製造コストの圧縮や償却負担減少などにより前年同期比で黒字化した。今3月期の連結業績予想は全体に前回予想を据え置き、各利(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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