クレスコは「IBM Watsonエコシステムプログラム」の初期エコシステムパートナーに選定される

新製品&新技術NOW

■テクノロジーパートナーとして、アプリケーション開発など技術面を支援

 クレスコ<4674>(東1)は、7月30日付のソフトバンクのプレスリリースで、今年10月の正式募集に先駆け、「IBM Watsonエコシステムプログラム」の初期エコシステムパートナーに選定されたと発表した。

 エコシステムパートナーは、ソフトバンクが日本IBMと共同で日本語対応版の開発と日本市場への導入を進めるコグニティブ・コンピューティング・ソリューションIBM Watson(以下、Watson)のエコシステムプログラムで、Watsonを活用したアプリケーションやサービスの提供と、Watsonの導入コンサルティングやWatsonと接続するアプリケーションの開発などの技術的支援を行う役割を担う。

 Watsonは、コンピューティングの新しい時代を代表するコグニティブ・コンピューティング機能を初めて実用化した。クラウドから提供されるシステムは、大量のデータを分析し、自然言語による複雑な質問を理解し、根拠に基づいた回答を提示する。また、Watsonは過去の会話から価値や知識を継続して学習する。

 Watsonのエコシステムプログラムは、ソフトバンクと日本IBMが共同で、各業界でWatsonを活用した新しいビジネスアイデアを展開するために構築・提供し、Watsonの日本市場での導入拡大を推進するものである。このエコシステムにより、Watsonの法人や個人向けでの活用が一層進むことが期待できるほか、ロボットやIoTなどの分野でWatsonが活用されることによる市場開拓・拡大も視野に入れている。

 クレスコは、テクノロジーパートナーとして、Pepperをはじめとするロボット、モバイル、パソコンに対応する様々なアプリケーションを通じ、Watsonによるビジネスの変革を支援する。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■環境要因は50%、漁獲圧は25%、状態空間モデルで初の定量評価  東京大学は11月1日、日本周辺…
  2. ■ドジャース、球団史上初の2年連続制覇  ロサンゼルス・ドジャースは、2025年MLBワールドシリ…
  3. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■売り方手仕舞いで需給改善が後押し  師走相場では、リスクの大きい銘柄であっても、逆日歩のつく信用…
  2. ■師走相場は最終レースさながら、勝ち負け分ける「掉尾の一振」に熱視線  師走である。礼節一点張りの…
  3. ■金利環境改善が銀行株に追い風、逆張りの買いも有力視  今週の当コラムは、銀行株に注目することにし…
  4. ■「トリプル安」も怖くない!?逆張りのバリュー株ローテーションからは銀行株になお上値余地  「神風…
  5. ■気温急低下がシーズンストック相場発進を後押し  今週のコラムでは、バリュー株選好の別の買い切り口…
  6. ■「押し」のAI株より「引き」のバリュー株選好で厳冬関連株の先取り買いも一考余地  「押してだめな…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る