【株式市場】日経平均は120円安、後場は小動きで2日続落だが内需株など堅調

◆日経平均は2万8162円83銭(120円20銭安)、TOPIXは2004.31ポイント(13.69ポイント安)、出来高概算(東証プライム)は11億3276万株

 11月28日(月)後場の東京株式市場は、前引けにかけて軟化した三越伊勢丹HD<3099>(東証プライム)やJR東海<9022>(東証プライム)、日本航空<9201>(東証プライム)が再び堅調になり、ニトリHD<9843>(東証プライム)も回復など、内需消費関連株に目が移る様子となった。アルツハイマー薬への期待があるエーザイ<4523>(東証プライム)など医薬品株の一角もしっかり。日経平均は155円安で始まり、130円安(2万8150円前後)ほどで大引けまで小動きに終始し、前日比では2日続落となった。

 後場は、日医工<4541>(東証プライム)が一段と上げてストップ高となり、「事業再生ADR」に向けて債権者協議が進展との見方。イクヨ<7273>(東証スタンダード)は中国の自動車メーカーとの提携が連日好感され2日連続ストップ高。ティムコ<7501>(東証スタンダード)は前引け後に発表の業績・配当予想の大幅増額修正を受けて急伸しほとんどストップ高で推移。Waqoo<4937>(東証グロース)は再生医療関連事業での業務提携で急伸した相場の第2幕とされ急反騰。キャンバス<4575>(東証グロース)は新薬開発進展の様子とされ一段高。

 東証プライム市場の出来高概算は11億3276万株(前引けは6億2388万株)、売買代金は2兆5583億円(同1兆3771億円)。プライム上場1837銘柄のうち、値上がり銘柄数は507(前引けは1583)銘柄、値下がり銘柄数は507(同200)銘柄。

 また、東証33業種別指数は3業種が値上がり(前引けは全業種が値下がり)し、ゴム製品、空運、陸運、が上げた。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京大学発スタートアップが開発、19自由度のヒューマノイドロボット  東京大学発スタートアップH…
  2. ■売却面積は約1.6倍に、総額1,785億円超の譲渡価額  東京商工リサーチは6月30日、2024…
  3. ■従来の検索では見つけられなかった本との出会いを創出  富士通<6702>(東証プライム)傘下の富…
2025年8月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■価格改定効果に加え9月以降の値上げで業績上乗せが期待される銘柄  今週の当コラムは、9月に価格改…
  2. ■9月1日に値上げラッシュの食品株は日銀バトルで小緩んでも株高持続性  まさに「パウエル・プット」…
  3. ■メガバンク株は業績修正や自己株取得が焦点、再編思惑も視野  銀行株やコメ関連株は盆休み明けの注目…
  4. ■日経平均史上最高値更新、夏枯れ懸念を払拭  前週末15日のマーケットは、お盆を象徴するかのように…
  5. 【ダブルセット・フルセット銘柄、夏休み明けも底堅さに期待】 ■上方修正・増配・株式分割の好材料銘柄…
  6. ■上方修正・下方修正問わず買い集まる異例の展開  3連休入りした9日の成田空港では、夏休みを海外で…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る