【株式市場】日経平均は一時298円安から持ち直し59円安、銀行株など上げ不動産など安い

◆日経平均は2万6508円73銭(59円30銭安)、TOPIXは1905.39ポイント(0.20ポイント安)、出来高概算(東証プライム)は増加し9億9383万株

 12月21日(火)前場の東京株式市場は、20日の後場に続き第一生命HD<8750>(東証プライム)や三井住友FG<8316>(東証プライム)などの保険株、銀行株が活況高となり、日銀による長期金利の許容変動幅の拡大を受け、資金運用環境や預貸利ザヤ好転への期待が継続。変動幅拡大は円安抑制要因にもなるため、円高歓迎のニトリHD<9843>(東証プライム)なども高い。一方、自動車株や不動産株などは下落とあって、日経平均は午前10時にかけて298円23銭安(2万6269円80銭)まで下押したが、その後は復調に転じ、前引けは小幅安にとどまった。

 サイボウズ<4776>(東証プライム)が大きく反発し資本業務提携など好感。フルハシEPO<9221>(東証スタンダード)は西東京工場の11月稼働効果への期待など再燃とされ急反発。ト-ラス・オン・プロダクト<6696>(東証グロース)は店舗DX化の新製品などに注目集まりストップ高。

 4銘柄(うち1銘柄はプロ市場)が新規上場となり、サンクゼール<2937>(東証グロース)は買い気配で始まり、午前9時43分に2201円(公開価格1800円の22%高)で初値をつけ、その後2547円(同42%高)まで上げて高値引け。note<5243>(東証グロース)は午前10時41分に521円(公開価格340円の53.2%高)で初値をつけ、その後561円(同65%高)まで上げ、前引けは446円。アイズ<5242>(東証グロース)は買い気配のまま3740円(公開価格2200円の70%高)で前引けとなり、まだ初値はついていない。

 東証プライム市場の出来高概算は増加し9億9383万株、売買代金は2兆287億円。プライム上場1838銘柄のうち、値上がり銘柄数は793銘柄、値下がり銘柄数は960銘柄。

 また、東証33業種別指数は15業種が値上がりし、銀行、海運、保険、鉱業、空運、パルプ紙、小売り、石油石炭、情報通信、電力ガス、鉄鋼、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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