【株式市場】日経平均は134円高、円安など好感、朝方は203円高まで上げる

株式市場 証券取引所

◆日経平均は2万6369円77銭(134円52銭高)、TOPIXは1900.06ポイント(2.12ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は4億5276万株

 12月26日(月)前場の東京株式市場は、朝方の1ドル133円に迫る円安などを受けてトヨタ<7203>(東証プライム)などが堅調に始まり、JR各社や空運株、百貨店などのインバウンド関連株も堅調に推移。石油資源株もしっかり。日経平均は64円高で始まったあと203円34銭高(2万6438円65銭)まで上げ、その後は上げ幅を縮めたが前引けもしっかりだった。

 ブリヂストン<5108>(東証プライム)が円安と豪雪による冬タイヤ需要への期待などで活況高。ヤマシンフィルタ<6240>(東証プライム)は除雪車両向け特需への期待とされて活況高。イトーキ<7972>(東証プライム)は業績予想の増額修正が好感されて大きく反発。ホープ<6195>(東証グロース)やAppBank<6177>(東証グロース)は業務提携など好感され急伸。

 新規上場のアルファパーチェス<7115>(東証スタンダード)は、午前9時の取引開始後まもなく869円(公開価格880円)で初値をつけ、その後899円まで上げる場面を見せ、前引けは794円。ダイワ通信<7116>(東証スタンダード)は午前9時7分に1620円(公開価格は1700円)で初値をつけ、その後1638円まで上げ、前引けは1500円。

 東証プライム市場の出来高概算は4億5276万株、売買代金は1兆円に届かず9829億円。プライム上場1838銘柄のうち、値上がり銘柄数は995銘柄、値下がり銘柄数は733銘柄。

 また、東証33業種別指数は24業種が値上がりし、鉱業、非鉄金属、石油石炭、鉄鋼、ゴム製品、機械、ガラス土石、輸送用機器、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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