【株式市場】日経平均は154円高、NY株安にもかかわらず円安恩恵銘柄など上げ銀行株も高い

◆日経平均は2万5975円14銭(154円34銭高)、TOPIXは1875.24ポイント(6.34ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は5億1373万株

 1月6日(金)前場の東京株式市場は、NY株安にもかかわらずトヨタ<7203>(東証プライム)などの自動車株やTDK<6762>(東証プライム)などの電子部品・半導体株などが堅調に推移し、1月発行国債の利率引き上げによって金利上昇感が現実化したにもかかわらず円安になったことなどが好感され、海運株も反発基調。一方では、みずほFG<8411>(東証プライム)なども値上がりし金利上昇を好感。住友鉱<5713>(東証プライム)などの資源株も高い。日経平均は朝寄り直後の101円19銭安(2万5719円61銭)を下値に切り返し、次第に上げ幅を広げて前引け間際には158円44銭高(2万5979円24銭)まで上げた。

 ダイセキ環境ソリューション<1712>(東証プライム)が急伸し四半期決算の進ちょく率など好感され、マルマエ<6264>(東証プライム)は昨年末発表の四半期決算を受け連日活況高。NITTOKU<6145>(東証スタンダード)はEV用モーター関連需要増への期待など言われて急伸。SERIOホールディングス<6567>(東証グロース)は首相の「異次元の少子化対策」や小池都知事の月5000円給付案など好感され2日連続ストップ高。上場12日目のmonoAI technology<5240>(東証グロース)は高値を更新。

 東証プライム市場の出来高概算は5億1373万株、売買代金は1兆2238億円。プライム上場1838銘柄のうち、値上がり銘柄数は963銘柄、値下がり銘柄数は764銘柄。変わらずが110銘柄。

 東証33業種別指数は19業種が値上がりし、海運、鉱業、非鉄金属、石油石炭、電気機器、輸送用機器、空運、鉄鋼、医薬品、機械、精密機器、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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