【銘柄フラッシュ】大村紙業など急伸し生化学工業は新薬への期待などで急伸

株式市場 銘柄

 16日は、東証1部の値上がり率1位が生化学工業<4548>(東1)の20.4%高となり、腰椎間板ヘルニアを対象とする新薬候補が3月に開催される厚生労働省の薬食審で新薬承認される可能性などが言われた模様で17年11月以来の2000円台に進んだ。

 2位はソースネクスト<4344>(東1)となり、前日の一時ストップ安は四半期決算を悲観し過ぎと見直す動きがあるとされ一転ストップ高の18.6%高。

 3位は北の達人コーポレーション<2930>(東1)となり2月14日を基準日とする株式3分割により新たな投資家層の流入が見込めるとされて後場一段とジリ高になりストップ高の14.9%高。

 森組<1853>(東2)はストップ高の17.3%高となり、国立研究開発法人土木研究所が液状化による橋の被害を低減する補強方法を開発する実験を行ったと伝えられたことが注目されたとの見方があり急反発。クリヤマホールディングス<3355>(東2)は今期の2ケタ増益見通しなどが好感されて8.8%高と反発。

 メタップス<6172>(東マ)は韓国子会社メタップスプラス(ソウル市)が仮想通貨取引所「CoinRoom(コインルーム)」を運営するなどで仮想通貨関連株と位置づけられ、ビットコインが1万ドルの大台を回復したと伝えられて注目が再燃し17.4%高。ソケッツ<3634>(東マ)は今期の業績が黒字拡大の見通しで、AI(人口知能)に関する開発などで材料含みと期待する様子があり16.3%高と大幅続伸。

 大村紙業<3953>(JQS)は「ニンテンドースイッチ」の遊び方を広げる紙製の遊具に関する思惑が再燃したとされてストップ高の25.0%高。アエリア<3758>(JQS)はスマートフォン向けゲーム「A3!」が好調とされて19.8%高となった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京大学発スタートアップが開発、19自由度のヒューマノイドロボット  東京大学発スタートアップH…
  2. ■売却面積は約1.6倍に、総額1,785億円超の譲渡価額  東京商工リサーチは6月30日、2024…
  3. ■従来の検索では見つけられなかった本との出会いを創出  富士通<6702>(東証プライム)傘下の富…
2025年8月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■メガバンク株は業績修正や自己株取得が焦点、再編思惑も視野  銀行株やコメ関連株は盆休み明けの注目…
  2. ■日経平均史上最高値更新、夏枯れ懸念を払拭  前週末15日のマーケットは、お盆を象徴するかのように…
  3. 【ダブルセット・フルセット銘柄、夏休み明けも底堅さに期待】 ■上方修正・増配・株式分割の好材料銘柄…
  4. ■上方修正・下方修正問わず買い集まる異例の展開  3連休入りした9日の成田空港では、夏休みを海外で…
  5. ■株主還元強化が市場の安心材料に  東京エレクトロン<8035>は8月1日、2025年3月期の業績…
  6. ■市場の霧が晴れ始めた、個別銘柄の好調が投資家を惹きつける  前週31日の植田和男日銀総裁の記者会…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る