TDKは業績予想の下方修正にもかかわらず買い優勢、今年に入っての高値に進む

TDK

■今3月期の連結売上高は2.3%の減額にとどまり前期比では14%増に

 TDK<6762>(東証プライム)は2月1日、反発基調で始まり、取引開始後は4%高の4780円(175円高)まで上げ、今年に入ってからの高値を3日ぶりに更新している。31日15時に発表した第3四半期決算では、今3月期の連結業績予想を全体に下方修正し、NY市場で軟調だったが、売上高の下方修正率は11月に発表した従来予想から2.3%で、前期比では14.1%増を見込む。想定より小幅との見方が出ている。

 今3月期の連結営業利益、税引前利益の下方修正率は11月に発表した従来予想から7.5%とした。構造改善費用の計上も発表したが、株式市場では「買い」との判断が優勢になっている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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