ELEMENTSが上場来の高値を連日更新、セルフレジ無人販売などにAI認証広がる期待

■新年早々ストップ高、経験則では「笛吹き銘柄」、卯年に跳ね今年大相場の予想も

 ELEMENTS<5246>(東証グロース)は2月2日、一段高となり、19%高の1275円(205円高)まで上げた後も上げ幅150円前後で推移し、昨2022年12月に上場して以来の高値を連日更新している。AI審査機能により自動で顔認証し、なりすましや不正登録を防止する本人確認サービス「LIQUID eKYC」の開発提供などを展開。直近は、「ローソン、酒・たばこをセルフレジで販売」(日本経済新聞2月1日付朝刊)などと伝えられたことを受け、年齢確認が必要な商品を無人販売するシステムに向けた需要増加への期待が買いにつながったと見られている。

 また、同社株は2023年の初取引(1月4日)でいきなりストップ高となり、新年を2日連続ストップ高でスタートした。卯年早々に跳ねて始まったことに加え、取引所が手振り商いの頃の相場ジンクスでは、新年早々に注文殺到となり、笛が鳴らされて売買が一時中断する「笛吹き銘柄」は、その年に大幅高を演じるとされ、今年はまさにELEMENTSが「笛吹き銘柄」に相当するとの見方も出ている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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