旭化成は5日続伸基調、大規模水素製造システム開発や住宅受注好調など材料視される

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■日揮HDと水素製造の実証に取組み自民総裁選の政策関連銘柄に

 旭化成<3407>(東1)は9月9日の後場、一段と強含んで始まり、後場寄り後は1214.5円(26.0円高)まで上げて5日続伸基調の出直り継続となっている。1200円台は8月13日以来になる。

 大規模アルカリ水電解水素製造システムの開発に日揮ホールディングス(日揮HD)<1963>(東1)と取組み、自民党総裁選で注目される河野行革相の脱炭素社会などの政策構想に乗るとみられている。また、9月7日に発表した住宅事業の8月の受注実績は、前年同月比12%増加し、期初からの累計では前年同期間比55%もの増加となり、注目された。

 今期・2022年3月期・上期の連結業績予想は売上高・営業利益とも新型コロナ感染拡大前の2019年度上期を上回る水準を計画し、上期として過去最高となる見通しだ。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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