チムニーの第2四半期は増収増益、「はなの舞」は今年20周年でブラッシュアップ

■訪日外国人の来客数ガ増加

 チムニー〈3178〉(東1)の15年12月期第2四半期連結業績は、売上高が前年同期比1.2%増の229億49百万円、営業利益が同3.9%増の15億77百万円、経常利益が同4.4%増の16億24百万円、四半期純利益が同12.9%増の8億80百万円と増収増益で着地した。

 インバウンド増加の流れの中で、訪日外国人の顧客に日本料理と伝統文化の複合価値を提供し、来客数の増加を実現した。

 また、「はなの舞」は今年20周年を迎え、更なるブラッシュアップに努め、「北海道直送花の舞」業態を開発した。下期(7月~12月)は同業態で「京急川崎駅前店」などの開店を予定している。

 コントラクト事業では、継続的な店舗メニューの見直しに加えて、新たな受託への情報収集等に努めている。

 店舗数は、第2四半期末では直営店311店舗(前期末307店舗)、コントラクト店94店舗(同100店舗)、フランチャイズ店299店舗(同300店舗)で、同社の店舗数合計は704店舗となり、連結子会社の31店舗を加えると、グループ店舗数は735店舗となった。

 今期通期業績予想は、当初予想を据置き、売上高は485億40百万円(前期比4.2%増)、営業利益は35億90百万円(同4.6%増)、経常利益は36億20百万円(同3.9%増)、純利益は19億円(同5.8%増)を見込む。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国際特許分類や元素リストを用いて多様な解決策を自動生成  AGC<5201>(東証プライム)は1…
  2. ■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化  NVIDIA(NASDAQ:…
  3. ■700億パラメータ規模の自社LLMを金融仕様に強化、オンプレ環境で利用可能  リコー<7752>…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  2. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  3. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  4. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  5. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  6. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る