メディネットは一時37%高、「NKT細胞」に関する発表に注目集中

■新たな免疫細胞加工技術を開発し医療機関に対して提供を開始

 メディネット<2370>(東証グロース)は2月16日、次第に急伸商状となり、前引けにかけて37%高の92円(25円高)まで上げて約4か月ぶりに90円台を回復し、後場も13時にかけて27%高の85円(18円高)前後で推移し活況高となっている。15日付で、「NKT細胞活性化樹状細胞加工技術を新たに提供開始」と発表し、注目集中となった。

 発表によると、NKT細胞(NK細胞とT細胞の性質を合わせ持つリンパ球の一種、直接的にがんを殺傷する)を体内で活性化させる新たな免疫細胞加工技術を開発し、医療機関に対して提供を開始した。この加工技術は、同社が特許権を保有する樹状細胞ワクチン加工技術を活用し、体内のNKT細胞を効率よく活性化することが確認できている。この提供開始により、患者さんの個々の病態に応じて5種類の免疫細胞の中から単独、または組み合わせによる幅広い治療選択に貢献することが可能になった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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