【株式市場】日経平均は349円高、金利上昇懸念が後退し低PBR株物色も続き大幅反発

◆日経平均は2万7453円48銭(349円16銭高)、TOPIXは1988.40ポイント(13.15ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は12億3456万株

 2月24日(金)後場の東京株式市場は、次期日銀総裁に内定した植田氏の午前中の衆議院での発言や、午後の副総裁候補の発言を受けて金利上昇懸念が後退し、東急不動産HD<3289>(東証プライム)や高島屋<8233>(東証プライム)などが一段ジリ高となり、有利子負債が多いJR東日本<9020>(東証プライム)なども一段と強含んだ。前場上げた半導体関連株も上げ幅を保ち、クリナップ<7955>(東証プライム)は業績の進ちょく率や値上げなど材料視され一段ジリ高。PBR(株価純資産倍率)1倍未満株への物色も活発で旭ダイヤ<6140>(東証プライム)など活況高。日経平均は318円高で始まり、14時過ぎまで上げ幅300円前後で一進一退だったが、大引けにかけては前場の高値(361円58銭高の2万7465円90銭)に迫る場面を見せて大幅に反発した。

 後場は、正午に中期計画の目標引き上げなどを発表したAbalance<3856>(東証スタンダード)が一段高となり、14時に四半期決算と自社株買いなど発表のアキレス<5142>(東証プライム)も発表直後から急伸。ウルトラファブリックス・ホールディングス<4235>(東証スタンダード)は3月末の株式2分割に加え24日付で将来の発行可能な株式総数を現在のの4倍とする定款変更も注目されて一段高。東京通信<7359>(東証グロース)は4月からの持株会社への移行など好感され連日高値更新。

 22日新規上場のプライム・ストラテジー<5250>(東証スタンダード)は2日目に初値がつき、24日朝に3130円(公開価格1390円の2.3倍)で始まり、14時にストップ高の3830円まで上げ、大引けまで買い気配となった。

 東証プライム市場の出来高概算は12億3456万株(前引けは6億6426万株)、売買代金は3兆340億円(同1兆6860億円)。プライム上場1835銘柄のうち、値上がり銘柄数は1333(前引けは1288)銘柄、値下がり銘柄数は441(同462)銘柄。

 東証33業種別指数は24業種(前引けも24業種)が値上がりし、値上がり率上位は、海運、電気機器、不動産、機械、陸運、パルプ紙、精密機器、倉庫運輸、金属製品、空運、ゴム製品、建設、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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