【株式市場】日経平均一時937円安となりマザーズ市場は値上がり1銘柄のみ

◆日経平均の終値は1万8540円68銭(895円15銭安)、TOPIXは1480.87ポイント(92.14ポイント安)、出来高概算(東証1部)は34億6547万株

チャート14 24日後場の東京株式市場は、中国景気の影響が相対的に大きいとされる日産自動車<7201>(東1)が前場の安値を割って始まるなど、一段と模様ながめ気分が強まる展開となった。日経平均は、上海株式市場の後場が始まる14時30分にかけて937円03銭安(1万8498円80銭)まで下げ、取引時間中としては2月24日以来の同8500円割れとなった。TOPIXも2月24日以来6カ月ぶりに1500ポイントの大台を割り込んだ。東証マザーズ指数は年初来の安値を更新した。

中で、サッポロホールディングス<2501>(東1)がJPモルガン証券による目標株価などの引き上げを好感して後場も堅調相場を続け、東邦金属<5781>(東2)は大学との共同開発などが引き続き材料視されて続伸。田中化学研究所<4080>(JQS)は電池の容量を急増可能な電極材の報道などから連想が強まり急伸。東証マザーズ市場は211銘柄の中で値上がりしたのがエイティング<3785>(東マ)1銘柄のみだった。

東証1部の出来高概算は増勢となり34億6547万株、売買代金は3兆5328億円。1部上場1891銘柄のうち、値上がり銘柄数は8銘柄、値下がり銘柄数は全体の99%の1880銘柄。

また、東証33業種別指数は前引けに続いて全業種が値下がりし(前引けも全業種が値下がり)、値下がり率上位の業種は、銀行、不動産、鉄鋼、保険、空運、その他金融、その他製品、陸運、などとなった。

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