日本道路は「太陽光発電舗装」に期待強まり7か月ぶりの高値圏で推移

■このところのPBR1倍未満株物色にも乗る

 日本道路<1884>(東証プライム)は2月28日、7090円(70円高)まで上げた後も7000円台で推移し、昨27日につけた約7か月ぶりの高値7160円に手の届く位置で売買されている。24日付で、「研究・開発に(中略)『太陽光発電舗装』を追加」と発表しており、「道路を新たな『発電する場所』として有効活用することが可能」(同)となったことなどに期待が集まっている。

 また、同社株のPBR(株価純資産倍率)は0.6倍台。このところの株式市場では、PBR(株価純資産倍率)1倍未満株への物色が活発になっており、「日本取引所グループの清田瞭CEOが27日の会見で、投資指標のひとつであるPBR(株価純資産倍率)が低い企業について『投資家向け広報(IR)を強化するなど市場評価を上げる努力をしてもらいたい』と述べた」(日本経済新聞2月28日付朝刊)と伝えられ、期待が再燃している。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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